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クランクケース内部に納まる部品を、片側のケースに仮組みしたところです。
この画像で確認できるリアバンクのコンロッドには0.042の数字があります。こちら側のメタルクリアランスは0.042mmということですね。つまりこのエンジンの場合、メタルクリアランスは0.040mmと0.042mmということです。このくらいのバラつきに揃えて組むのがTFD流です。
クランクシャフトとミッションメインシャフトのちょうど中間の奥に見えるのがオイルラインのリリーフバルブです。ドゥカティのエンジンの場合、1997年モデルからリリーフバルブはオイルポンプに組み込まれる形式になっていますが、この時代はこの様にまだクランクケースの合わせ面に位置しています。でも2000年代になっても、エンジンによってはクランクケースにこの機構の名残が残っているモデルもあります。
また、この時代はクランクケース左右の合わせ面に紙製のガスケットが使用されていました。しかし今回はそれ無しで、シリコンガスケットを使用して組み立てます。勿論クランクケース内部の各部品はガスケット無しの寸法に合わせて左右方向の位置決め、シミングを施されていることは言うまでもありません。
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